山ガール☆女子大生の登山道

自然環境について勉強している女子大生です☆ 100名山の踏破を目標にしてます! が、他の山に浮気したりもしています(*´▽`*) 関東日帰り登山を中心にお伝えします!

【日光白根山】山ガールになった記念すべき山!(前編)

日光白根山

栃木県と群馬県にまたがる関東以北の最高峰の山です。

百名山です。

 

 

日光白根山に行った理由

 

私は前回富士山で痛い目にあってから、登山を敬遠していました。

 

しかしそんな私に一人の女神が現れたのです。

 

彼女は大学に編入してきた女の子で、アクティブな性格が合いすぐに仲良くなりました。

 

そんな彼女の趣味は登山

 

ええ、行きますとも。

彼女が「ゆめこ(私)ちゃんと登りたい」と言うのだから!!!泣

 

そんな彼女が一番登りたいと言っていた山、それが日光白根山でした。

 

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〇行動メモ

 

【時期】9月下旬

【人数】20歳前後の女子2人

【交通手段】車(片道3時間)

 

【ルート】菅沼登山口-弥陀ヶ池-日光白根山五色沼ー弥陀ヶ池ー菅沼駐車場

【出発時間:終了時間】8:30-15:30

【コースタイム】7時間

 

 

◎山ガールになった記念すべき山!(前編)

 

前回富士山に登った時は全員が初心者でした(恐ろしい)。

 

しかし今回は、登山が大好きなバリバリ経験者の女の子がついています!

 

そんな彼女から学んだことを、皆さまにお伝えします。

 

 

・伝えたいことPart1

 

『登山終了時刻から逆算して出発時刻を決める。

つまり、だらだら寝てないで早く起きてとっとと山に行け!ということです。

 

登山終了時刻の目安は15時だそうです。

早い…!

 

しかし、欲を言えば14時には下山を完了させるのが最良なんですって。』

 

 

私たちは今回は15時目標にして山に向かいました。

 

8時に着いたものの、駐車場が既に混んでいて停めるのに一苦労でした。

 

8:30に出発!

 

↓ 出発の目印。空が澄んでいます☆

 

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道はかなり急です。

 

私たちはゆっくり上がっていきました。

 

「下界は暑いのに、ここは涼しくてサイコー♪」

 

そんな会話でわいわいしています。

 

すれ違う方と挨拶をする、というのもこの山で学びました。

 

「女の子2人、頑張ってね~!」

と声を掛けられご満悦の2人。

 

かなりハードでしたが、2時間半登って目に飛び込んできた絶景に疲れが吹っ飛ぶほど感激しました。

 

”弥陀ヶ池”に着いたのです!

 

↓ 湖に写る山の景色がこんなにも美しいとは

 

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「いや、ありえない。こんなの反則だ。。」

と声に出してしまうほどでした。

 

ではここで、山登りを始めた皆さま、山を愛する皆さまに、

・伝えたいことPart2

 

『登山の前に、ネットの登山天気指数をチェックすること。

 

この登山天気指数、この友人はかなり気にしていました。

 

その表示はA~Cまであり、この友人は「絶対Aの日に登りたい」と言っていました。

 

実際、これまでこの天気指数がBやCだった日に登山予定を立てていたため彼女に登山日の延期を繰り返されてきました。

 

今回は待ちに待ったAの日、3度目の正直でやっと登山に来られたのです。

 

私は正直、そこまで気にすることはないと思っていました。

 

が、富士山の曇天に比べてこの絶景を見られるなんて…。

 

同じ苦労をするなら、絶景を見たいですよね!

これからは絶対にお天気指数を気に掛けたいと思います!』

 

(後編)に続く。

 

【富士山】初心者で富士山登ったらどうなるの?(後編)

〇行動メモ

 

【時期】8月中旬

【人数】20歳前後の女子4人

【交通手段】車(行き4時間)

 

【ルート】吉田ルート

【出発時間:終了時間】12:30-22:00

【コースタイム】9時間30分

 

◎初心者で富士山登ったらどうなるの?(後編)

 

午後18時から、私たちは下山することになりました。

 

↓ 降り始めの景色。どんより暗く人がいない。

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真夏で日が長いと言っても、どんどん暗くなってきます。

 

「富士山はいつも人でいっぱい」ということを聞いていたので、もちろん下山のときも人がたくさんいると思っていました。

 

しかし、周りを見渡しても、昼過ぎにはあれだけいた登山者がいなくなっています。

 

とても寂しく怖い富士山に見えてきました。

 

 

また、あたりは暗くなるのに私たちが持っていたライトはたった一つのみ。

 

周りの登山者のライトが道を照らしてくれると思っていた私たちは、大間違いでした。

 

 

砂の土壌に足を取られ、何度もこけます。

疲労困憊で、話す気力もだんだんなくなってきました。

 

そのうち、あたりが真っ暗になりました。

 

「道どっちだろう?」

 

「あっちじゃない?」

 

「いや、たぶんあっちだよ。あっちのほうが道幅が広いよ」

 

そんなやり取りを繰り返して、ゆっくりと降りていきます。

 

あろうことか、私たちは登山マップさえも用意していなかったのです。

 

真っ暗であたりに誰もいない、もしかしたらこの大自然の中、道に迷って歩いているのかもしれない。

そんな極限状態に陥りました。

 

 

私は、ヘリコプターで遭難要請を出すことも真剣に考えました。

 

しかし、あれって助かっても何十万と請求されるんですよね。

そんなことだけは頭に入っているのですから、本当にバカな初心者登山です。(今となっては笑い話)

 

 

そして、ついに何年も揺るがなかった私たちの友情にさえも亀裂が入ります。

 

「ちょっとあっちを照らしてくれない?」

と、唯一ライトを持っている友人に頼み続けていた結果、

 

「ちょっと待ってね!!」

ときつめに帰ってきたときは驚きました。

 

今考えれば当たり前のことですが、そのときはみんな相手のことを考える余裕がなかったのです。

 

 

そして、何度も迷って立ち止まってを繰り返し、ようやく22時に五合目に着きました。

 

私たちは、いい歳をして泣きました。

 

明かりがあること、人がたくさんいることがこんなにも人を安堵させるのかと気づかされました。

 

 

初心者でこのブログを見ている方に言いたいのは、

 

・富士山を最初の登山場所に選んではいけない

たとえノリで「行こう」と言われても!

 

・弾丸登山はだめ

疲労困憊で気力がなくなります

 

・計画的に登る

登山では、最初の計画が必須です。

決して夜に降りたりしないように!

 

 

以上です!

今回は少しまじめな記事になりました。

 

【富士山】初心者で富士山登ったらどうなるの?(前編)

富士山。

それは、人生に一度は行ってみたいと誰もが思う場所ですよね。

 

そんな富士山を、私は人生初登山の場所として選びました。

 

そんな私に言いたい、あほか!笑

 

はい、私は富士山を舐めていました。

富士山登山で、もう人生が終わるのかと思いました。

 

登山初心者に送る、本当に行くと決めたなら、せめて富士山で絶対にしてはいけないことをお伝えします!笑

 

それは、“弾丸登山”と“昼から登山”だけは、絶対にしないでくださいね!

 

 

〇富士山に行こうと思った理由

 

友達からのお誘いです。

登山に興味のなかった私が、“山ガール”に変身するきっかけになりました。

 

〇行動メモ

 

【時期】8月中旬

【人数】20歳前後の女子4人

【交通手段】車(行き4時間)

 

【ルート】吉田ルート

【出発時間:終了時間】12:30-22:00

【コースタイム】9時間30分

 

◎初心者で富士山登ったらどうなるの?(前編)

 

私たちは、あろうことか全員登山未経験でした。

 

大学のサークルメンバーで、思い出作りに富士山に登ろう!と飲み会で盛り上がったのがきっかけです。

 

今思えば、絶対にこのメンバーで登るべきではなかった。。

 

私たちの謎の自信を支えていたのが、マラソン経験。

 

このメンバーは、全員フルマラソンを走りました。

 

富士山なんて簡単に登れるだろうから、もちろん日帰りでしょう!

何も調べずに、弾丸登山を決行することになりました。

 

 

当日私たちは早朝から家を出たにも関わらず、恐ろしいほどの渋滞で8時過ぎに着くはずが12時に。

 

それでも危機感を覚えなかった私たちは、5号目でうどんをすすっていました。

ようやく12:30に出発したのです。

 

 

行きは順調に登っていきました。

 

富士山って、登る人が本当に多い!

道がきれいに整備されています。

 

このとき、私たちは楽しくて仕方がなかったです。

周りにはたくさん人がいて、わいわいがやがやと登って行ったのです。

 

しかし、そのときは知らなかったのです。

一緒に登っていた人たちが、“山小屋宿泊予定者”だとは…。

 

 

もう一つ、私たちは致命的なミスをしていました。

 

それは、天気が悪い日に決行してしまったということ。

登頂に成功しても、景色はどんより曇り。

山頂からの眺め?

3 m先も見えないのに?笑

 

 

登頂したのは、18時頃。

 

↓ 山頂から見た上空の様子

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↓ この写真が山頂に来た唯一の証 (笑)

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そこで私たちはここで初めて、昼に一緒に登り始めた他の登山者が、今日は山小屋に宿泊するということに気づきました。

登山者がどんどんまばらになっていたのはそのためです。

 

疲労とどんより雲による気温低下で、どんどん体が冷えてきます。

私たちは身体を温めたくて、山小屋に「一休みしてもいいですか?」と何軒も回りました。

しかし、あっさりと「無理です」と入れてもらえません。

 

そう、富士山の山小屋はいつも大人気なので飛び込みでは入れないのです。

 

私たちはどれだけ疲労困憊でも、すぐに降りなければなりませんでした。